みなさん、こんにちは!
contrailです。
さまざまな物語を題材に、歌と芝居、ダンスで華やかな世界観を演出するミュージカル。最近はミュージカルに出演するダンサーも多く、ミュージカルダンサーに憧れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、ミュージカルダンサーをめざす方に向けてミュージカルダンサーになる方法3選と仕事内容や給料、向いている人を詳しく解説します! ミュージカルダンサーをめざす方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ミュージカルダンサーとは?
ミュージカルダンサーは、ミュージカルの舞台でダンスはもちろんのこと、歌やお芝居で作品の世界観を創り上げる仕事です。ダンサーは基本的にメインキャストではなく、アンサンブルキャスト扱いになります。
ミュージカルダンサーはジャズダンスやHIPHOP、タップダンスなど、さまざまなジャンルのダンスを踊るスキルが求められます。スキルはもちろんのこと、ミュージカルなので幅広い表現力も必要です。
そして、ダンスだけではなく歌やお芝居のスキルも磨いておくととても有利です。歌は基本的にアンサンブル全員で歌うことが多いですが、歌のスキルが高いとおいしいポジションをもらえることもあります! また、お芝居のスキルもあると急遽セリフがあるシーンを作ってもらえる、なんてことも。
ミュージカルダンサーとして活躍したい方は、ダンススキルだけではなく歌やお芝居のスキルも磨いておきましょう!
ミュージカルダンサーになる方法3選
ミュージカルダンサーになるには、以下の3つの方法があります。
ミュージカルダンサーになる方法3選
- 養成スクールに通う
- 事務所に所属する
- フリーでオーディションを受ける
基本的に、ミュージカルダンサーになるにはオーディションを受ける必要があります。オーディションで合格を勝ち取るために、常にスキルを磨いておきましょう!
ここからは、それぞれの方法について詳しく解説します。
養成スクールに通う
ダンスや歌、お芝居が未経験からミュージカルダンサーをめざす場合は、養成スクールに通うのがおすすめです。養成スクールでは、実際にミュージカルの現場で活躍している講師からダンス・歌・お芝居の基本的なことから応用までしっかりと指導してもらえます。
養成スクールで指導してもらえること
- ダンス(クラシックバレエ・ジャズダンス・タップなど)
- お芝居
- 歌唱
- ミュージカルダンサーとしての心得
- オーディション対策 など
特に、オーディションに関する情報が得られたり、オーディション対策を行ってくれたりすることが養成スクールに通うメリットです。実際にミュージカルダンサー・ミュージカル俳優として活躍している講師から、1人ひとりに合ったアドバイスをもらえることもあります。
一方で、養成スクールは学費が高額なところもあります。
「なるべく費用をかけたくない」という方は、学費が安い養成スクールを見つけるか、個別でレッスンに通いましょう。
事務所に所属する
養成スクール卒業後、もしくはすでにダンサーとして活動している場合は、事務所に所属するとミュージカルのオーディション情報が回ってきやすいです。
特に大手の事務所であればあるほど、ミュージカルに関するさまざまな仕事が回ってくる可能性があります。
ミュージカルに強い事務所を選ぶために、事務所のWebサイトから所属俳優・ダンサーたちの出演情報を確認しましょう。ミュージカルの出演情報が多ければ、その事務所はミュージカルに関する仕事を得やすいといえます。
事務所に所属するには基本的に書類審査と面談を受ける必要がありますが、所属する人の紹介で入れることもあります。
フリーでオーディションを受ける
ミュージカルのオーディションは、事務所に所属していないフリーのダンサーでも受けられるものもあります。そのため、事務所に所属せずにミュージカルに出演し続けている人もいます。
事務所に所属しない一番のメリットは、出演料など諸々の報酬からマージンが引かれないということ。
しかし、事務所に所属しないフリーのダンサーはオーディション情報を自分で得て、さらに営業も自分でしなければいけません。万が一トラブルが生じた場合も、自分の力で解決する必要があります。
しかし、仕事の裁量などはすべて自分で決められるのがフリーの魅力。事務所にしか回らないようなオーディションも、プロダクションの担当者とつながりがあれば直接オーディション情報を提供してもらえることもあります。
最近では、『レ・ミゼラブル』や『RENT』のように、公式ホームページでオーディション情報を公開している作品もあります。フリーであってもミュージカルに出演できるので、すべて自分でマネジメントしたい方はフリーでの活動がおすすめです。
ミュージカルダンサーの給料は?
ミュージカルダンサーの給料は、基本的に1ステージごとの報酬で算出されます。
たとえば、1ステージ2万円で20公演ある作品の場合、合計で40万円の報酬が得られます。そのため、単純に1ステージの報酬が高くなれば給料も高くなります。
しかし、注意したいのはほとんどの作品でリハーサル期間は給料が出ないということ。基本的に、ミュージカル作品のリハーサルは1ヶ月〜2ヶ月ほど行われますが、その間は給料が発生しません。
これはミュージカルだけではなく、演劇作品やダンス作品でも同じことです。基本的に、舞台作品ではリハーサル期間の給料が出ないことがほとんどです。
ミュージカルダンサーとして自立していくためにも、1ステージの報酬アップをめざしましょう! 1ステージの報酬は、経歴を積んでいくことでアップしていきます。また、自分から交渉してアップする場合も。
交渉が難しいという方は、事務所に所属しているとマネージャーが代わりに交渉してくれます。しかし、どの公演でも交渉したら報酬がアップするというわけではないので注意しましょう。
ミュージカルダンサーに向いているのはどんな人?
ミュージカルダンサーに向いているのは、以下のような人です。
ミュージカルダンサーに向いている人
- ミュージカルが好きな人
- 臨機応変な対応ができる人
- 自己管理ができる人
ミュージカルが好きな人
ミュージカルダンサーをめざすうえで一番大切なこと、それはミュージカルが好きであることです!
ミュージカルはバックダンサーなどの仕事とは違い、踊るだけではなく歌やお芝居も必要です。そのため、歌やお芝居が好きでなければ続けることが苦痛になってしまうことも……。
ミュージカルが好きな方であれば、どんなミュージカルでも作品の世界観に入り込めて、役を存分に楽しめるでしょう。特に、憧れの作品に出演できたときの喜びは計り知れません。
臨機応変な対応ができる人
ミュージカルの現場では、急に演出が変更になることが多々あります。
たとえば、急な立ち位置変更や振付の変更、セリフの変更など。リハーサル中であれば急に対応できなくても咎められることはほとんどありませんが、本番直前もしくは本番期間中に演出が変われば、その場で完璧に対応しなければいけません。
演出が急に変わるのは出演者への嫌がらせではなく、より素晴らしい演出、パフォーマンスをするためです。作品に貢献できるように、臨機応変な対応力を身につけましょう!
自己管理ができる人
ミュージカルは、リハーサル期間も含めると3ヶ月〜半年ほどスケジュールを空ける必要があります。その間、万が一体調を崩したり怪我をするとリハーサルや本番がストップしたり、急遽演出を変更しなければいけないことも……。
そのため、ミュージカルでは徹底的な自己管理が求められます。
また、リハーサル期間や本番期間はスケジュールのNGを出すことはできないことがほとんどなので、スケジュール管理も徹底しなければいけません。
ダンス以外のスキルも磨いてミュージカルダンサーをめざそう!
ミュージカルダンサーは、ダンス以外にも歌唱やお芝居のスキルが必要です。そのため、一つの分野に偏らないように満遍なくレッスンを受けるようにしましょう。
未経験からミュージカルダンサーをめざすなら養成スクールがおすすめですが、ある程度スキルや経歴があれば先生を見つけて個別にレッスンを受けるのもよいでしょう。
そして、ミュージカルに出演するにはオーディションに合格する必要があります。事務所に所属、もしくはフリーで人脈を作ってオーディション情報を手に入れて、憧れの作品に出演しましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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