みなさん、こんにちは!
contrailです。
気づけば、3月も終わりが近づいていますね。3月は別れの季節ですが新たな道へ歩み始める方が多く、希望に満ち溢れた季節でもありますね。私も「ダンサーになる!」と決めて、新たな進路に進み始めた学生時代が懐かしいです。
新たな道へ歩み始めるなかで、プロのダンサーをめざしている方も多いのではないでしょうか。しかし、日本ではまだまだ一般的な職業ではないため「ダンサーになるにはどうしたらいいの?」とお悩みの方もいらっしゃるはず。
そこで、本記事ではダンサーをめざす方に向けてプロのダンサーになる方法を解説します! 記事を参考に、ぜひ素敵なダンサーライフを歩んでくださいね。
目次
ダンサーとは?
ダンサーは、ダンスを踊って人に感動を与えるパフォーマーのことです。ダンサーが踊るダンスのジャンルには、さまざまな種類があります。
ダンスのジャンル一覧
- HIPHOP
- JAZZ
- HOUSE
- POP
- LOCK
- KRUMP
- VOGUE
- バレエ など
プロのダンサーをめざすなら、さまざまなジャンルのダンスを踊れた方が有利です。何か一つのジャンルを極めることももちろん大切ですが、さまざまなジャンルに対応できると仕事の幅が広がります。
ダンサーの仕事内容
一般的に広く知られるダンサーの仕事といえば、アーティストのバックダンサーやミュージカルなどがあげられます。ほかにも以下のような仕事があり、それぞれの現場でダンサーが活躍しています。
ダンサーの主な仕事内容
- インストラクター
- 舞台出演
- 振付師
- 審査員
- 舞台の企画・演出
- CM出演
- 映画・ドラマ出演 など
どのような仕事であっても、ダンサーは自分の身体を目一杯使って踊り、ダンスを表現しています。自分の踊りでお金をもらえる喜びは計り知れませんね。
ダンサーの仕事内容や収入については、こちらの記事も参考にしてみてください。
プロのダンサーになる方法は?
プロのダンサーになるには、主に以下のような方法があります。
プロのダンサーになる方法
- 専門学校・大学に通う
- ダンススタジオに通う
それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。
専門学校・大学に通う
ダンスの専門学校・大学に通うと、学校の卒業資格を得ながらダンサーをめざせます。
学校では毎日の授業でダンスレッスンがあるため、ダンス漬けの毎日を送ることが可能です。多くの専門学校は2年間、大学は4年制であれば4年間と通える期間が決まっていますが、集中して授業に取り組むとプロで通用するレベルの実力を身につけられます。
そして、専門学校や大学はダンス初心者を歓迎しているところも多いことが特徴です。実際に、私はダンス未経験からダンスを専攻できる学校に合格できました。入学試験ではダンスのスキルチェックがありましたが、将来性を見込んで合格判定を出す学校が多いでしょう。入学試験については学校によって異なるため、未経験の方は試験を受ける前に問い合わせてみることをおすすめします。
また、専門学校・大学は有名なダンサーが指導していることが多く、未経験の私にとってはとても刺激的な環境でした。そして”先生”という大きな人脈ができたので、その後の仕事につながることも多々ありました。
ダンスに集中できる、そして人脈ができるという点から考えると、専門学校・大学はプロをめざすうえでとてもおすすめな環境であるといえます。
ダンススタジオに通う
進学をしない、もしくはダンス専攻ではない学校に通いながら、ダンススタジオにも通い詰めるという方法もあります。ダンススタジオでは毎日さまざまなレッスンが開講されているため、いつでも好きなときにレッスンが受けられることがメリットです。
また、ダンススタジオにはさまざまなダンサーが通うため人脈作りもしやすい環境だといえます。
しかし、ダンススタジオは学校のように拘束力がないため、いつでもレッスンが休める環境です。そのため、万が一ダンスへの倦怠期が来たときは自制心がなければそのままフェードアウトしてしまうことも……。
プロをめざすような方であればそのようなことは滅多にないかもしれませんが、このようなデメリットがあることも覚えておきましょう。
ダンサーに向いているのはどんな人?
ときには、このような悩みが頭をもたげることもあるかもしれません。しかし、以下の特徴に当てはまっていれば大丈夫です!
ダンスをしているのであれば必ず1つは当てはまると思うので、参考にしてみてくださいね。
ダンサーに向いている人
- ダンスが好きな人
- チャレンジ精神が旺盛な人
- 自己管理ができる人
ダンスが好きな人
プロのダンサーをめざしているのであれば、きっと誰でも当てはまること。ダンスが好きな人であれば、プロのダンサーに向いています!
プロのダンサーになると、毎日のように踊る機会があると言っても過言ではありません。たとえ振付師のように人に振付をする仕事であっても、毎日振付を考えたり、振りを写すときには踊る必要があります。
そのため、ダンスがあまり好きでなければ辛い仕事になってしまうでしょう。しかし、いくらダンスが好きであっても適切な休息を取らなければ疲労が溜まる一方なので、ときにはしっかり休むことも大切です。
チャレンジ精神が旺盛な人
プロの現場では、臨機応変な対応力が求められます。「これはちょっと難しいかも……」と思えるような場面でも、怯まず挑んでいけるチャレンジ精神があればどんな現場にも対応できます!
しかし、ときには演出家や振付師からとんでもない無茶振りを要求されることも……。身の危険を感じるときは、遠慮せずそのことを伝えるようにしましょう。最近ではダンスの現場でも安全管理に厳しくなってきているので、安全第一で仕事を進めるようにしましょう。
自己管理ができる人
プロのダンサーは、踊る仕事が入っていればどれだけ体調が悪くても、どんな予定が入っていても基本的には仕事を断れません。そのため、体調管理やスケジュール管理がきちんとできなければ、信用を失ってしまう恐れがあります。
そして、自己管理ができると怪我の防止にもつながります。怪我をすると仕事ができなくなるので、ダンサーは特に注意しましょう。
ダンサーになるために必要な資格
基本的に、ダンサーとして働くために必要な資格はありません。しかし、最近ではダンス関連の資格が次々と誕生しています。
ダンス関連の資格一覧
- 認定ダンス指導員
- ダンス教育指導士
- ダンス療育指導士
- ストリートダンス検定 など
これらはプロとして働くうえで必須の資格ではありませんが、取得していると自分のスキルレベルを客観的に把握できます。また、インストラクターをめざす方はダンス指導員の資格を所有していると、仕事を見つける際に有利になるでしょう。
ダンス関連の資格は、現在も現場で少しずつ広まっています。資格が必須になる現場はまだほとんどありませんが、持っていても損にはならないので、自分のスキルを確かめるためにも資格取得に挑戦してみることをおすすめします!
よくある質問
ここからは、プロのダンサーをめざす方からのよくある質問を紹介します。
よくある質問一覧
- 才能がなくてもダンサーになれる?
- ダンサーをめざしてからどれくらいでプロになれる?
- プロのダンサーになれるか不安……。
- 専門学校か大学ならどっちがおすすめ?
才能がなくてもダンサーになれる?
初めから才能があるに越したことはありませんが、才能はあとから磨いていけるものです!
才能のなかでも特にダンスに必要な感性を磨いていくために、以下のようなことを実践してみてください。
感性を磨く方法
- 映画を見る
- 音楽を聴く
- 絵画を見る
- 公演を観に行く など
そうなんです。感性は、身近な方法でどんどん磨いていけるものです。
映画や音楽などをそのまま楽しむのもいいですが、そのときの自分の感情に注目してみてください。喜怒哀楽、さまざまな感情があるはずです。
踊るときは、この感情を表現することが大切になります。自分のなかでさまざまな感情を育てることができたら、踊るときはその感情の引き出しを開けるだけで豊かな感情表現ができるようになります。
今すぐにでも簡単に始められる方法です。自分のなかの引き出しに、さまざまな感情を蓄積していってください。焦らず、ゆっくり試してみてくださいね。
ダンサーをめざしてからどれくらいでプロになれる?
プロになれるまでの期間は人によって異なるため、明確な数字をお伝えすることができません。
しかし、早い人であれば未経験からダンスを始めてから約1年ほどでプロの現場に入る人もいます。現場といっても求められるレベルはさまざまなので、高度なスキルを求められない現場であれば早いうちから従事することができるでしょう。
また、現場によっては「今はスキル不足であっても稽古期間中(振り入れなどを行う期間)に成長が見込める」といった理由で起用してもらえるケースもあります。
プロのダンサーになれるか不安……。
プロのダンサーをめざす方であれば、誰もが一度は抱えるお悩みではないでしょうか。
簡単に「絶対に大丈夫!」と言い切ることはできませんが、踊り続けていれば一度は大きなチャンスが舞い込んでくることがあります。そのチャンスは、本当に突然やってきます。誰も予測できないので、「このチャンスに向かって頑張って!」と教えてもらうこともできません。
では、どうやってチャンスを掴めばよいのでしょうか。それは「いつチャンスが来てもいいようにダンスを続けておく」ことです。
自分自身の経験や、周りのダンサーを見ていてもいえることなのですが、誰でも一度は大きなチャンスがやってきます! このとき、準備不足であればチャンスは掴めないままどこかへ消えてしまいます。せっかく踊り続けてきたのに、それでは悔しいですよね。
そのため、いつどんなときでもチャンスが舞い込んできてもいいように、常に準備万端の状態でいる必要があります!
スキルや体調、環境など、常に準備を整えておきましょう。そうすることで、いつでも舞い込んでくるチャンスを掴めるだけではなく、自分からチャンスを見つける能力を養うことにもつながります。
専門学校か大学ならどっちがおすすめ?
専門学校と大学では、どちらも毎日ダンスに集中できる環境が整っています。どちらもプロをめざせる環境なので、学費や在学期間を考慮して選ぶとよいでしょう。
基本的に、大学は4年制のところが多いです。「少しでも長くダンスのことを学びたい!」という方は、大学を選ぶことをおすすめします。しかし、在学期間が長い分学費も高くなりがちです。また、大学であればダンス以外の一般教養の授業で単位を落とさないようにしなければいけません。
専門学校も大学と同じくダンスを専門的に学べますが、多くの専門学校は2年制を採用しているため、大学に比べて早く卒業を迎えます。
ダンスが専攻できる学校を選ぶ際は、それぞれの学校の特徴を比べて自分に合ったところを選ぶようにしましょう。
ほかにも、講師陣で選ぶ方法もあります。自分が「学びたい!」と思える講師がいる学校であれば、充実した学生生活を送れるはずです。
ダンスへの愛情があればダンサーになれる!
ダンサーは、特別な資格が必要な職業ではありません。そのため、ダンスへの愛情があれば誰でもダンサーをめざせます!
しかし、ダンス業界は競争が激しい世界であり、誰でも常に仕事にありつけるわけではありません。入れ替わりが激しい業界なので、常に自己研磨して高いレベルのパフォーマンスを引き出せる状態を保つ必要があります。
ダンサーになるには厳しい試練を乗り越えなければいけないこともありますが、夢の舞台に立てたときの感動は計り知れません。これまでの苦労が報われたような、この上ない喜びを感じられるでしょう。
これからダンサーをめざす方は、初めてダンスに触れたときのダンスへの愛情を忘れず、楽しみながら夢を叶えましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
読者登録をすると、新たな記事が投稿されるたびにお知らせメールが届きます!
読者登録を希望される方は、ぜひ以下よりご登録をお願いします!
【読者登録をする】